硬葉系ハオルチアは、以前のハオルチア属からツリスタ属とハオルチオプシス属に分離し、独立しています。
元々、ハオルチアは多系統の群であると考えられ、様々な系統学的研究がされてきましたが、最近の遺伝子レベルでの解析により、変更されたものです。
ツリスタ属については、2014年にキンギアナ、マルギナータ、ミノール、プミラの4種に分類されましたが、2018年5月にWCSPにより、そのうちの3種が承認されています。
ミノールについては、命名上の問題により、承認されていません。
以前、分類されていたオパリナは、ミノールと同義とされています。
ハオルチオプシス属については、アテヌアータエ、ハオルチオプシス、リミフォリアエ、コエルマニオルム、テッセラータエ、トリファリアエ、ビレッセンテスの7つの区分について18種が、2017年10月にWCSPにより、承認されています。
これらの変更については、まだ、あまり浸透していないので、硬葉系ハオルチアと言った方が、わかりやすいですが、新しい属の名称を使ったものも増えているようです。
なお、アロエ属についても、分類が変更されています。
ツリスタ プミラ 冬の星座
ハオルチオプシス レインワルディ 九輪塔
ハオルチオプシス リミフォリア 雄姿城錦
ハオルチオプシス テッセラータ 竜鱗
ハオルチオプシス ニグラ