ユキノシタは、ユキノシタ科ユキノシタ属の常緑多年草で、本州、四国、九州の山地の湿った岩場に自生しています。
5月から6月にかけて、白い花を咲かせます。
五弁花で、上3枚は小さく、赤紫色の斑点が入ります。
下2枚は細長いです。
葉はハート形で、縁はギザギザしていて、葉の表面には葉脈に沿って、白い筋が入ります。
ランナーを伸ばし、増えます。
半日陰で、湿った場所を好みます。
真夏の直射日光は苦手で、葉焼けしてしまうことがあります。
寒さには強く、雪が積もっている下に、力強く、緑の葉を付けていることからユキノシタと名付けられたとのことです。
春の山菜として、葉がてんぷらに使われます。
民間薬としても利用され、健胃、下痢、切り傷、かぶれ、火傷などに効果があると言われています。
ユキノシタの花