ハナミズキとヤマボウシは、どちらもミズキ科ミズキ属の落葉高木で、よく似ています。
両者の違いは、ハナミズキの方が開花時期が早く、ハナミズキは花が咲いてから葉が開き、ヤマボウシは葉が開いてから花が咲きます。
また、花の形(総苞弁)がハナミズキの方が先が丸く、ヤマボウシは尖っています。
実の形は、まったく似ていません。
ハナミズキの実は渋くて食べられませんが、ヤマボウシは甘く食べられます。
どちらも庭木や公園樹として利用されています。
ハナミズキ
原産地 北アメリカ
花 色 白、ピンク、赤
開花期 4~5月
樹 高 10m
秋に可愛らしい、赤く艶のある小さな実が、いくつかまとまって付く。
暑さ、寒さにやや弱い。
ハナミズキの実
ヤマボウシ
原産地 日本(本州から九州の山地に自生)、中国、朝鮮半島
花 色 白、ピンク
開花期 5~7月
樹 高 10m
秋に赤い丸い実を付ける。
暑さ、寒さには普通
ヤマボウシの実