メセンの仲間はとても種類が多く、南アフリカを中心に、千種類を超える種が知られています。
乾燥した気候に適応するため、どの種も形は様々ですが、水分を貯えるように進化しています。
ストマチウム 浮城 (Stomatium fulleri)
原産地 北ケープ州ポファデール
花 色 淡黄、強い香りがある。
開花期 春~夏、夜咲き
生育型 夏型
肉厚の葉は、2つずつ向かい合って、開いた口のように見える。
stomaはギリシャ語で口を意味する。
年間通して、日差しを必要とする。
寒さには弱い。
デロスペルマ スパルマントイデス (Derosperma sphalmantoides)
原産地 北ケープ州サザーランド
花 色 小さなピンクの花
開花期 春
生育型 夏型
小さな棒状の葉を多数群生させる。
マツバギクに近縁
寒さに強く、耐寒性マツバギクとも呼ばれる。
ディンテランタス 妖玉 (Dintheranthus puberulus)
原産地 北ケープ州北西部、ナミビア南東部
花 色 黄金色
開花期 秋
生育型 冬型(秋と冬に成長)
葉の表面は滑らかで、透明な斑点がある。
4月に脱皮する。
脱皮後は日陰に置く。
脱皮中は断水し、脱皮後に水やりをする。
ラピダリア 魔玉 (Lapidaria margaretae)
原産地 北ケープ州、ナミビア南部
標高660~1000m辺りの乾燥地帯、年間降水量250㎜以下
白い石英の小石や砂の多い平原で、小石に埋もれて生育
花 色 黄色
開花期 秋から冬
生育型 冬型
葉は滑らかで、ピンクがかった灰色
1属1種
成長は遅い。
年間通して、日差しを必要とする。
寒さに強い。
ルスキア インデュラータ (Ruschia indurata)
原産地 東ケープ州、北ケープ州、西ケープ州
グレートカルーの草原の広い範囲に生息
花 色 明るい紫、ピンク
開花期 春
生育型 夏型
葉は緑色の小葉、三面体で先が尖っている。
匍匐性
暑さ寒さに強く、丈夫な品種