アラクノイデアの仲間は、葉の縁や先端の棘が長いのが特徴で、レース系と呼ばれています。
アラクノイデアは、南アフリカの西ケープ州ブリースター川渓谷のウスターからロバートソンにかけての地域に分布しています。
南側斜面の茂みの下や岩の間の日陰の場所に、隠れるように生息しています。
濃い緑色の葉で、葉の縁と先端に半透明の棘があります。
強光下では、葉は赤く着色します。
アラクノイデア
ニグリカンスは、モンタギューからオウツフールンにかけての地域の分布しています。
黒っぽい色合いのものが多く、棘はまばらで無毛のものもあります。
この品種は日差しに強く、強光下では美しく赤みがかかります。
ニグリカンス
ジョーベルティは、レイングスバーグの東南地域に分布しています。
個体変異が大きい品種で、白っぽいものや黒っぽいものもあります。
葉は内側に湾曲し、葉の縁の棘は葉に垂直に伸び、ロゼットを包んでいるように見えます。
ジョーベルティ
アラクノイデアの仲間には、他にアラネア、スカブリスピナ、セタータ、ナマクエンシスなどがあります。