梅雨に入って雨の日が多くなりましたが、この時期はアジサイが見頃になります。
近くの公園にはいろいろな種類のアジサイが植えられていて、満開となっています。
アジサイの花のように見える部分は、花びらではなく葉が変形したガクと呼ばれるもので、色づいているので外見上は花びらのように見えます。
花色は紫、青、ピンク、赤、白、緑と豊富ですが、時間の経過と共に色が変わったり、土壌の酸性度によっても変わります。
一般にアジサイと呼ばれているのは、両性花が全て装飾花に変化したもので、ホンアジサイの名で呼ばれることもあります。
ホンアジサイ
ガクアジサイ
花の中心に蕾のような花が集合し、その周りにガクと呼ばれる葉が変化した部分が付いていて、縁にだけ花が咲くように見えます。
ガクアジサイ 花火
花柄が長く、装飾花が花火のように見えます。
斑入りガクアジサイ
葉の縁などに不規則な白い班が入っています。
ヤマアジサイ
ガクアジサイを小ぶりにしたような花姿です。
アマチャ
ヤマアジサイの変種です。
アジサイは有毒植物ですが、アマチャは甘み成分を含み、葉を蒸して揉み、乾燥させたものを煎じて、甘茶として利用します。
タマアジサイ
日本に自生する種で、蕾が丸く玉のように見えます。
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