チャロアイトは、ロシア サハ共和国のチャロ川で発見され、1978年に新鉱物と認定されています。
名称は発見場所に因んで、名付けられています。
サハ共和国のムルン山塊でのみ、産出される希少な鉱物です。
化学組成はK(Ca,Na)₂Si₄O₁₀(OH,F)・nH₂Oで、結晶系は単斜晶、モース硬度は5~6です。
色は紫で、白や黒のマーブル模様が入ります。
紫色は微量のマンガンによります。
マーブル模様は、チャロアイトとエジリンやマイクロクリン、ティクナクサイトなどの鉱物が混ざり合うことでできています。
ラリマー、スギライトと並び、世界三大ヒーリングストーンの1つとされています。