この辺りは、丘陵地を開発して造られた街で、道路脇には土手が多くあります。
土手には、いろいろな野草が生えていますが、この時期には、一際、オオキンケイギクの花が目立っています。
オオキンケイギクは、キク科ハルシャギク属の多年草です。
原産地は、北アメリカで、我が国でも定着し、道端や河原、土手などに生息しています。
コスモスに似た橙黄色の花で、花径5~7㎝と大きめです。
開花期は、5~7月です。
草丈は30~70㎝です。
以前は、道路工事などで、緑化資材として使われていましたが、極めて繁殖力が強く、在来種に悪影響を与える恐れがあると問題になり、特定外来生物に指定され、栽培などが禁止されています。
土手は、定期的に除草が行われ、今は草刈りの時期で、電動草刈り機の音が、よく響いています。
昨日、通ったら、草が生い茂っていた場所は、きれいに刈り取られていました。
ただ、根は残っているので、来年もまた、オオキンケイギクの花が咲くでしょう。
オオキンケイギクの花
土手の野草は、きれいに刈り取られていました。