藍染のため型紙に彫られた文様と、藍染の作品展が催されていたので、見に行きました。
江戸っ子好みの粋な柄や、歌舞伎役者由来の役者模様など、緻密に彫られた文様の数々を楽しめました。
身分制度の厳しい時代にあって、当時の江戸庶民の衣生活は、思いの他、地味で、木綿の藍染が主で、すっきりとした縞模様や、単純明快な連続模様が好まれていました。
江戸っ子はここに粋な魅力を感じ、派手な飾り付けや大振りの柄は、野暮とされたのでしょう。
また、新年のおめでたい図柄の一富士二鷹三茄子や、今年の干支の兎の文様なども取り上げられていました。
音羽屋
鎌輪奴
源氏香
高麗屋格子
祭囃子
三ツ猿
三枡
璃寛模様
寄せ模様
東千代紙 手漉和紙に木版で手摺りされたもの
一富士二鷹三茄子
波兎
竹生島 月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか おもしろの 島の景色や