日輪玉(L.aucampiae)は、南アフリカのホープタウン、セバーン、フライバーグの西、ニーケルクスフープの北などに分布し、鉄分の多い砂岩、チャート、珪岩の風化した赤みがかった砂利の中に、埋もれて生息しています。
分布域は紫勲玉に次いで、広い範囲です。
オーカンピアエの名前は、北ケープ州ポストマスバーグの農場内で発見したジュアニータ オーキャンプに因んで、名付けられたものです。
日輪玉の仲間には、日輪玉と光陽玉があります。
日輪玉の頂面は楕円形で、黄色がかった茶色、赤褐色、こげ茶色に不規則な模様が入っています。
秋に明るい黄色の花を咲かせます。
頂面が緑茶色、緑色で白花のものもあります。
日輪玉
光陽玉は北ケープ州ホープタウン周辺に分布し、極めて細かい茶色や赤みがかった砂質土壌で生息しています。
頂面は赤褐色や暗赤褐色で、明るい赤色の模様が入っています。
秋に黄色い花を咲かせます。
光陽玉
赤陽玉は日輪玉の亜種で、北ケープ州ポストマスバーグの西南西に分布し、赤みがかった珪岩の風化した砂漠地帯に小さなコロニーを作っています。
頂面は黄色がかった茶色や赤褐色で、濃褐色の不規則な模様が入っています。
赤陽玉
ルーデスハイム ルビーはルビー色の日輪玉で、グリクアタウン近くのルーデスハイムにあるジョシー ガラントの育てている苗の中から見つかった栽培品種です。
ルーデスハイム ルビー