ハシカンボクは、ノボタン科ハシカンボク属の常緑小低木で、鹿児島、沖縄などに自生する日本固有の植物です。
花は1㎝ほどと小さく、花色は淡いピンクや白です。
一見すると桜の花のような雰囲気を持っていることから、さくらこまちとも呼ばれています。
開花期は9~12月と秋から冬にかけて咲く花です。
樹の背丈は40~80㎝と小さく、葉は卵型で先が少し尖っています。
葉の縁には、細かな鋸歯があります。
日当たりが良く、湿気のある場所を好みます。
亜熱帯性植物ですが、寒さに比較的強く、霜に当たらなければ、戸外で冬越しも可能です。
ハシカンボクの花