大津絵は、はっきりとした丸みのある模様が、可愛らしい品種です。
南アフリカ北ケープ州のローリースフォンテーンの北西に分布していて、花崗岩や片麻岩質の石の多い地域に自生しています。
葉は周囲の地面や石の色に加え、質感さえ模倣していて、景色に溶け込み、見つかりにくくなっています。
葉色は薄い緑や青、灰色がかった白、淡い茶色など変化に富んでいて、クリーム色やピンク、更には赤っぽいものもあります。
秋に、中心が白色の黄色い花を咲かせます。
大津絵の名称は、学名のotzenianaの読みに漢字を充てて命名したとのことです。
大津絵