セスバニアは、マメ科ツノクサネム属の一年草で、原産地はアフリカです。
土壌改良や肥料効果を高めるため、緑肥植物として利用されています。
根に根粒を作り、窒素固定をします。
また、茎粒を作ることもあります。
草丈は3~4mにもなりますが、大きくなると木化して茎が固くなり、すき込むのが難しくなるため、2mほどですき込みます。
根は直根で1mほど伸び、土壌の排水性や通気性を高めます。
暑さには強いですが、寒さにはやや弱く、東北以南で栽培されています。
花は黄色の蝶形で、8~10月に咲きます。