数珠珊瑚が、赤くて可愛らしい実を付けています。
数珠珊瑚は、ヤマゴボウ科リヴィナ属の多年草で、メキシコやブラジルが原産地です。
花は白色で、6月から10月にかけて咲き続けます。
花弁は無く、花に見えるのはガク片です。
実は直径5㎜ほどの大きさで、赤色の他に、オレンジ、黄、白、ピンクがあり、花に加え、実も見て楽しめます。
数珠珊瑚の名前は、実が数珠のように連なることに由来するそうです。
暑さには強いですが、寒さには耐寒温度が8℃ほどと弱く、冬越しが難しいため、日本では一年草の扱いになっています。
こぼれ種で発芽し、増やすことができます。
赤色の実はベタレイン色素を含み、食品の着色料や織物の染色に使われています。
数珠珊瑚の花
数珠珊瑚の実