アスターは、キク科エゾギク属の一年草で、中国北部が原産地です。
日本には、江戸時代に渡来し、夏の切り花として親しまれてきました。
仏花としても、よく利用されています。
花色は赤、白、ピンク、紫などで、一重咲きの他に八重やポンポン咲きもあります。
開花時期は、7月から8月で、まさに夏の花です。
改良された園芸品種には、開花時期が6月から9月までと、長く楽しめるものもあります。
比較的涼しい気候を好み、高温多湿になると、立枯れ病が発生しやすくなります。
酸性土壌を嫌うので、植付けの際には、苦土石灰を加える必要があります。
また、連作障害を起こしやすく、5年ほど間隔を開ける必要があります。
アスターの花