栃木県北部にある温泉地は、木の葉の化石の産地として、よく知られています。
今から、およそ30万年前の新生代第四紀更新世の木の葉の化石で、当時あった湖に堆積した地層から産出します。
木の葉の他には、昆虫や魚などの化石も見つかっています。
この堆積岩は、珪藻質の泥岩で、灰白色や灰茶色をしています。
化石の保存状態は、とても良好で、木の葉の葉脈がはっきりと残っています。
ブナやクリ、カエデなどの広葉樹が多く見られます。
当時の気候は、現代より少し寒かったようです。
現地には、博物館があり、化石の展示がされています。
また、化石の販売もされています。
アカシデ
アズキナシ
イヌブナ
オオカメノキ
オニモミジ
オノオレカンバ
カエデの実
クリ
サクラ
シナノキ
ツノハシバミ
ナツツバキ(上)とマンサク(下)
ナラ
ハンノキ
ブナ
ヤシャブシ
ヤマツツジ