瑪瑙(アゲート)は、縞状の玉髄の一種で、岩石中の空洞に、二酸化ケイ素の成分が層状に沈殿してできた鉱物です。
瑪瑙の中には、モスアゲートのように、縞模様の無いものもあります。
肉眼では識別できない細かな結晶が集まっていて、多孔質で染色が容易なため、染色加工されたものもあります。
瑪瑙の名称には、外見的特徴や産地を表す言葉を冠するものが多いです。
アゲート
アゲートジオード
ジオード(晶洞)のあるアゲートで、晶洞内には小さな水晶などが見られます。
クレイジーレースアゲート
レースのような模様が、複雑に混ざり合っているアゲート。
ブルーレースアゲート
淡いブルーや白の層が重なり、白いレース模様が見られるアゲート。
和名は空色縞瑪瑙
ボツワナアゲート
アフリカのボツワナ共和国で産出するもの。
落ち着いた色合いの縞模様
モスアゲート
赤や黒、緑の内包物が入り、苔のように見えるアゲート。
赤や黒はマンガン、緑は緑泥石によるものが多い。
和名は苔瑪瑙
青縞瑪瑙
青い色が帯状に重なって、縞模様となっているもの。
赤縞瑪瑙
赤い色が帯状に重なって、縞模様となっているもの。