アベンチュリン(砂金石)は、クオーツの仲間で、雲母やヘマタイトなどの微粒子を含み、内包物が光に反射してキラキラと輝く石です。
この輝く現象を、アベンチュレッセンスと呼びます。
アベンチュリンの名称は、アベンチュレッセンスから名付けられたとのことです。
アベンチュレッセンスの語源は、イタリア語のaventura「偶然」で、ガラス工房で偶然に生まれた輝く現象からきているそうです。
アベンチュリンの化学組成はSiO₂、結晶系は三方晶、モース硬度は7です。
色は緑が一般的で、青やオレンジ、黄などもあります。
クロムやクロム雲母を含むと緑系の色になり、鉄や銅、レピドクロサイトを含むと赤系の色になります。
原石
ルース