春ウコンは、ショウガ科ウコン属の多年草で、原産地はインドです。
熱帯性の気候を好み、日本では、主に沖縄や石垣島などで栽培されています。
畑の1畝に春ウコンを植えてあり、地面の中で冬越しした根茎が、暖かくなると芽を出します。
5月中旬から、細長い円筒形の形をした芽が、次々と顔を出し始めました。
ただ、花芽は出て来なくて、今年は花は見られないかと思っていました。
しかし、庭の一画に花が咲いているのを見つけました。
以前、収穫したウコンの根茎の端切れを、庭に放って置いたものが成長し、花が咲いたようです。
この地方では、花は稀にしか咲かないですが、7輪も咲いていて驚きました。
春ウコンの花は、5月末から6月にかけて咲き、ピンク色の美しい花ですが、ピンクと緑の部分は苞葉で、花弁は黄色い部分です。
畑の春ウコンの芽
庭の春ウコンの花