Ushidama Farm

菜園でハーブや野菜を、庭で果樹や多肉を育てています。

三葉虫

三葉虫は、古生代に生息した節足動物です。

カンブリア紀に誕生し、繁栄しました。

その後、オルドビス紀とデボン紀の大絶滅は生き延びたものの、ペルム紀の大絶滅で、絶滅してしまいました。

三葉虫は、初めて眼を持った動物の1つではと言われています。

カンブリア紀は、生物の多様化が爆発的に進んだ時代で、弱肉強食の関係を生み出しました。

眼を持ったことで、三葉虫は敵に早く気づき、行動できたでしょう。

眼は複眼で、高機能だったようです。

通常、眼は化石として残りにくいですが、三葉虫の眼はカルサイトでできていて、形がきれいに残った化石が見つかっています。

三葉虫は硬い外骨格で覆われいましたが、捕食者の強大化に対抗するように、棘で武装したものも現れています。

また、化石の中には、丸まって防御姿勢を取ったものも見つかっています。

カンブリア紀の三葉虫


オルドビス紀の三葉虫

デボン紀の三葉虫

拡大すると 複眼がよくわかります。

丸まった防御姿勢のもの

棘で武装したもの