キンギアナムは、オーストラリアの高原などに自生するデンドロビウムの仲間で、樹上に着生するランです。
サクラヒラヒラは、キンギアナムの交配種で、他のものより暑さ、寒さに耐性があり、栽培しやすい品種です。
葉の間にある筋から花径を伸ばし、多数の小輪の花を穂状に咲かせます。
花色は淡い感じの赤紫で、開花期は1~4月です。
花は良い香りがします。
冬の寒さと水切れに合うことで、花芽が形成されるため、11月は戸外で寒さに当て、水を減らし、12月には水切りします。
12~3月は、霜に当たらないように、室内で管理します。
夏は休眠するので、水やりを控え、風通しの良い場所に置きます。
高温多湿は苦手で、梅雨の時期には雨除けが必要です。
サクラヒラヒラの花