公園のイロハカエデの葉が、きれいに紅葉してきました。
トウカエデは、一足早く紅葉が進み、葉が散りかけています。
楓(カエデ)は、ムクロジ科カエデ属の落葉高木で、楓の中で5つ以上の切れ込みがある葉形で、赤く紅葉するものを紅葉(モミジ)と呼んでいます。
イロハカエデは、本州の福島県以西に分布していて、イロハモミジとも呼ばれ、モミジの代表的な種の1つです。
トウカエデは、中国原産で江戸時代に渡来し、街路樹や公園樹として植えられています。
カエデの名称の由来は、葉の形がカエルの手に似ていることから「かへるで」、さらに「かえで」と呼ばれるようになったとのことです。
モミジの名称の由来は、秋に草木が赤や黄に変わることを意味する「もみず」から「もみじ」になり、さらにカエデの仲間をモミジと言うようになったとのことです。
モミジは、古来より愛されてきた植物で、万葉集でも詠われています。
黄葉の 散りゆくなへに 玉梓の 使を見れば 逢ひし日思ほゆ (柿本人麻呂)
イロハカエデの紅葉
イロハカエデの葉
トウカエデの紅葉
トウカエデの葉