4月末にサボリーの種を蒔きましたが、なかなか芽が出ないまま、次第に雑草が生え、覆われてしまいました。
雑草を取り除いたところ、サボリーの株が育っているのを見つけました。
しかも、花も咲いています。
サマーサボリーとウィンターサボリーの2種類の種を蒔きましたが、育った姿からは区別が付きません。
サボリーは、シソ科キダチハッカ属の一年草又は多年草で、原産地は地中海沿岸の温帯地域です。
草丈は30~50㎝で、直立性です。
全草に爽やかな芳香とピリッとした風味があり、若葉をティーや料理に使います。
開花し始めた枝を刈り取り、乾燥し保存します。
夏場は生のままでも使用します。
消化、整腸の薬としても用いられます。
日当たりと水はけの良い、乾燥気味の場所を好みます。
サマーサボリーは一年草で、ウィンターサボリーと比べて風味がマイルドです。
夏に白やピンクがかった小花を咲かせます。
ウィンターサボリーは寒さに強い多年草で、2年目以降は茎は木質化します。
秋に白や薄紫色の小花を咲かせます。
サボリーの株と花