ヒオウギは、アヤメ科アヤメ属の多年草で、日本やアジア各地に広く分布しています。
以前は、ヒオウギ属に分類されていましたが、現在はアヤメ属に変更されています。
ダルマヒオウギは、ヒオウギの変種で、矮性で草丈が40~50cmと低いです。
花は赤やオレンジ、黄色の一日花で、次々と咲きます。
開花期は7~8月です。
暑さ、寒さに強く、丈夫で育てやすいです。
半日陰で、やや湿り気のある場所を好みます。
ダルマヒオウギの花
畑の隣の農道では、ヒオウギに似た感じのオレンジ色の花が、たくさん咲いています。
ヒメヒオウギズイセンで、アヤメ科ヒオウギズイセン属の多年草です。
原産地は南アフリカですが、繁殖力が旺盛で、全世界で野生化しています。
花は赤やオレンジ、黄色で、開花期は6~8月です。
草丈は50㎝~1mで、花序は穂状になります。
暑さ、寒さに強く、とても丈夫です。
パッと見た感じ、とても良く似ているので、同じ種類の仲間かと思いましたが、別の属でした。
よく見ると、ダルマヒオウギの花は、上向きに咲き、花に赤い斑がありますが、ヒメヒオウギズイセンの花は、下向きに咲いています。
ヒメヒオウギズイセンの花