夏椿は、ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木で、本州の福島以南から四国、九州、沖縄にかけて自生しています。
シャラノキとも呼ばれ、古くからお寺の庭に、よく植えられてきました。
花は、ツバキの花によく似た、白色の花径5~7㎝の5弁花で、微妙にピンク色の入る花もあります。
一日花で咲き終わると、そのままの形で地面に落ちます。
開花期は6~7月です。
樹高は5~15mで、秋に紅葉し、冬には落葉します。
日当たりの良い、湿り気のある場所を好みます。
チャドクガが、発生することがあるので、注意が必要です。
ナツツバキの花
花が落ちた後