Ushidama Farm

菜園でハーブや野菜を、庭で果樹や多肉を育てています。

ハナキリン

ハナキリンは、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物で、原産地はマダガスカルです。

茎が多肉質で棘があり、背丈は20㎝から1mぐらいに成長します。

花色は赤、ピンク、白で、開花期は5月から11月ですが、暖かければ年中、花を咲かせます。

日光を好みますが、夏は半日陰に置き、冬は寒さに弱い方なので、室内に置くのが良いようです。

剪定する時に、切口から白い樹液が出ます。

樹液には有毒のジテルペンが含まれていて、肌に触れるとかぶれることがあり、注意が必要です。

英名では、Crown of thorns「茨の冠」、Christ plant「キリストの植物」、Kiss me quick「早くキスして」の3つがあります。

その由来は、この植物は、中東に早くから伝わり、イエスキリストが冠せられた茨の冠は、この植物だったという言い伝えからきているそうです。

また、花びらが2枚で、上下に重なり合うように向き合った姿が、突き出した唇のように見えることから、名付けられたとのことです。

花は可愛らしいのですが、鋭い棘を持ち、樹液は有毒という、ちょっと危険な植物です。

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