道端に黄色い小さな花が、群がって咲いているのを見つけました。
この辺りに、よく生えているコメツブツメクサかと思いましたが、花が少し大き目のクスダマツメクサでした。
クスダマツメクサとコメツブツメクサは、よく似ています。
この仲間にはシロツメクサもあり、どれも道端や空き地などで見られる雑草です。
クスダマツメクサ
マメ科シャジクソウ属の一年草
ヨーロッパ原産の帰化植物
1940年代に初めて確認された。
花色は黄で、5㎜ほどの蝶形花が、50~60個集まってくす玉状になる。
開花期は4~10月
葉は三つ葉で、葉の縁には鋸歯がある。
寒さ、暑さに強い。多湿には弱い。
コメツブツメクサ
マメ科シャジクソウ属の一年草
ヨーロッパ、西アジア原産の帰化植物
1930年代に初めて確認された。
花色は黄で、3~4㎜ほどの蝶形花が、5~20個球状に集まる。
開花期は5~7月
シロツメクサ
マメ科シャジクソウ属の多年草
ヨーロッパ原産の帰化植物
16世紀後半に渡来
牧草として世界中に広がっている。
クローバーとも呼ばれる。
葉は三つ葉だが、まれに4枚のものがあり、四つ葉のクローバーは幸せを招くと言われている。
花色は白で、1㎝ほどの蝶形花が、30~70個球状に集まる。
開花期は4~9月