リトープス 寿麗玉(L.julii)系には、寿麗玉と福来玉の2種があります。
juliiの名称は、ドイツの植物学者カート ディンターが発見し、友人のジュリアス デレンバーグ博士に因んで命名されたとのことです。
寿麗玉は、ナミビアのバールドーム、ウォームバッドの西に分布しています。
福来玉は、南アフリカ北ケープ州のナマクアランド、ケンハルト地区に分布しています。
共に砂漠の花崗岩質土壌の小石の中で生育しています。
砂漠の極端な寒暖差に適応し、60℃までの暑さにも耐えられるとのことです。
白、灰色、ピンク、赤、茶色などの背景色を模倣しています。
寿麗玉は、通常は白っぽい灰色から濃い灰色ですが、色は変化に富んでいます。
福来玉は、クリーミーな緑がかった灰色で、縁はくぼみ、薄茶色がかった緑色で縁取られています。
ただ、色は非常に多様で、赤、緑、紫がかったものもあります。
また、はっきりとしたさび茶色などの模様が入っています。
開花期は、共に夏から秋にかけてで、白い花が咲きます。
寿麗玉
網目寿麗玉
福来玉
紅福来玉
黄緑福来玉
緑福来玉
紫福来玉