緑道の道路脇に広がるように、ヒメツルソバの花が咲いています。
ヒメツルソバは、タデ科イヌタデ属の多年草で、原産地はヒマラヤです。
以前は、ポリゴナムと呼ばれていました。
4月~11月の間、真夏の暑い時期を除き、ソバの花によく似た、小花が多数集まった球体のような、直径1㎝程のピンクの花を咲かせます。
花は咲き始めは白く、段々、ピンク色に変化します。
葉は緑色に茶色いV字形の模様が入っていて、秋には紅葉します。
茎は赤茶色で、匍匐し広がるため、グランドカバーに適しています。
とても丈夫で、繁殖力が旺盛で、半野生化しています。
夏の暑さ、乾燥に強く、冬は霜に当たると地上部分は枯れてしまいますが、根は残り春に芽吹きます。
ヒメツルソバの花