タピアンは、宿根バーベナ グランダラリア テネラを、花付きが良くなるように品種改良した園芸種です。
クマツヅラ科ビジョザクラ属の多年草で、テネラは南アメリカに分布していて、牧草地や草原、道端などに自生しています。
テネラは、以前はバーベナ属に分類されていたこともあり、今も宿根バーベナの名称で流通しています。
花色は紫、白、ピンク、ローズで、開花期は4~11月と長い間、咲き続けます。
日当たりの良い環境を好み、霜の当たらない場所なら、屋外で越冬できます。
バーベナは雨に弱い品種が多いですが、タピアンは梅雨を乗り切る強さを持っています。
成長が早く、匍匐性でグランドカバーに向いています。
花壇やコンテナの他に、畑にも雑草除けとして利用できます。
畑の畝周りに植えると、雑草にも負けない成長力で地上部を覆い、雑草の繁殖を抑えます。
タピアンの花