公園を散歩していて、鮮やかな黄色い花を見つけました。
黄梅かと思って近づいて見ると、黄梅の花より一回り大きく、雲南黄梅の花でした。
雲南黄梅は、モクセイ科ソケイ属の半つる性常緑低木です。
原産地は、中国南西部の雲南省から四川省で、森林や渓谷に自生しています。
日本へは明治初期に渡来しています。
樹高は1~2mと低く、分岐してしだれた枝に、花径4~5㎝の花を咲かせます。
花冠は、先が6~8に裂けています。八重咲きのものもあります。
耐寒性も耐暑性も強く、育てやすい樹木で、公園樹や庭園樹に使われています。
雲南黄梅の近縁種には、ハゴロモジャスミンがあります。
ソケイ属の多くの花に芳香がありますが、雲南黄梅の花には香りはほとんどありません。
雲南黄梅の花