アネモネはキンポウゲ科アネモネ属の多年草で、原産地はヨーロッパ南部から地中海沿岸地域にかけてです。
春の訪れを告げる花として、親しまれています。
また、ギリシャ神話にも登場するぐらい、古くから知られている花で、ギリシャ語で風という意味の言葉が語源になっています。
耐寒性は強く、秋に芽を出し、冬に生育して花を咲かせます。
暑さには弱く気温が25℃以上になると、地上部が枯れ休眠し、球根で夏越しします。
花色は赤、オレンジ、白、ピンク、青、紫などで、開花期は2~5月です。
八重咲きの花もあります。
アネモネは、全草にプロトアネモニンという有毒成分を含んでいて、茎を切った時に出る汁が肌に付くと、炎症を起こすことがあり、株に触れる時にはゴム手袋で作業した方が良いようです。