ヒガンバナの花が、草むらや土手、田んぼの畦道など、あちこちで咲いています。
もう、満開の時期を過ぎて、枯れかかっているものも見られました。
ちょうど、お彼岸の頃に咲くので、彼岸花と呼ばれています。
赤い花が圧倒的に多いですが、白や黄色、ピンクの花もあります。
原産地は中国ですが、日本全国で見られます。
ヒガンバナが、有毒植物であることはよく知られています。
全草有毒ですが、特に鱗茎にリコリンなどのアルカロイドが、多く含まれています。
食べると吐き気や下痢を起こし、中枢神経の麻痺が起きることもあります。
しかし、鱗茎にデンプンを多く含み、飢饉などでは毒を抜いて非常食としたこともあるそうです。