夏の暑い時期に、白い花を涼しげに咲かせるセイロンライティアは、純潔、清楚、清純といったイメージに相応しい花です。
キョウチクトウ科ライティア属の非耐寒性常緑低木で、スリランカの標高600m付近の熱帯地域が原産地です。
高温多湿に強く、日当たりの良い場所を好みますが、乾燥には弱く、水切れに注意が必要です。
また、耐寒性は無く、冬越しするには10℃以上必要で、冬場は室内での管理になります。
マツリカの花に似ていて、芳香があるかなと思いますが、セイロンライティアは無臭です。
キョウチクトウの仲間で、有毒成分を含みますが、薬用にもなり、樹皮は抗炎症、抗菌性があり赤痢治療に使われ、葉は皮膚疾患、乾癬などの治療に、種子は収斂性があり熱、下痢、赤痢、腸内寄生虫の治療に使われます。
セイロンライティアの花