セリ科にはニンジンやパセリなど野菜やハーブとして使われるものが、多くあります。
特有の臭いがあり、虫も付きにくく育てやすい植物です。
ただ、キアゲハの幼虫やカメムシなどセリ科の植物を好む虫もいます。
初夏に開花するものが多く、小さな白っぽい清楚な感じの花です。
畑で育てているセリ科の野菜やハーブにも花が咲き、中には実ができてきたものもあります。
コリアンダー
地中海原産の一年草
若葉や種子をハーブとして利用します。
種を秋蒔きし、冬越しさせると大きく成長します。
種子は熟すとオレンジのような良い香りがします。
種ができてきました。
スイートフェンネル
地中海原産の多年草で大きく育ちます。
若葉や種子をハーブとして利用します。
大きく成長し、背丈が2mを超えました。
ディル
地中海から西アジアにかけて分布する一年草
若葉や種子をハーブとして利用します。
ニンジン
アフガニスタン周辺が原産地ですが、広く世界各地に伝播し、改良を重ね、よく使われる野菜の1つとなっています。
種子の自家採種にはトウ立ちの遅いものを使います。
パセリ
地中海沿岸が原産地の二年草
若葉をハーブとして利用します。
ミツバ
日本など東アジアに広く分布する多年草
日本原産の数少ない野菜で、おひたしや和え物、吸い物、丼物の具として使います。
葉にテントウムシがとまっていました。
オルレア
地中海原産の一年草
開花期が3~7月と長く花を楽しめます。
夏の暑さには弱く、枯れてしまうことが多いです。
実ができていました。