道路の脇に、白いスミレが咲いているのを見つけました。
真っ白い花弁に細い紫色の筋が入っています。
少し歩くと、今度は濃い紫色のスミレがありました。
菫色は青みの濃い鮮やかな紫色を指すので、このスミレの色でしょう。
薄紫色のスミレもありました。
道路のアスファルト舗装面の隙間から顔を出しているスミレを見ると、生命力の強さを感じます。
また、道路脇の草むらには、カラスノエンドウやオオジシバリの花が咲いていました。
カラスノエンドウはマメ科ソラマメ属のつる性の一年生越年草で、つるや若い莢は食用になります。
熟すと莢が黒くなるので、カラスノエンドウと名付けられたそうです。
道端や荒れ地でよく見られ、繁茂しています。
オオジシバリはキク科ニガナ属の多年草で、道端や水田に普通に見られる在来種です。