ハオルチア万象は玉扇に近い仲間で、南アフリカ西ケープ州にある、小カルーと呼ばれる内陸盆地の砂礫層の日陰斜面に生息しています。
刃物で切断した様な葉先に半透明の窓があり、ここから光を取り込んで光合成を行っています。
現地では窓部分だけを地表に出している半地中性植物です。
万象の名称は象の足に似ていることから名付けられたそうです。呼び方は園芸的にはマンゾウと言います。
窓の模様は白線が入ったり、雲のようになったり、中には赤や紫の線が入るものもあり、とても多彩でハオルチアの中でも人気の高い種類です。
日本だけでなく中国や韓国でも人気は高く、高額なものもあるようです。
春秋型の多肉植物で、育てやすい方ですが、日陰を好み日光が強いと葉焼けしてしまいます。また、成長がとても遅い種類です。
育てているのは小株が多いので、大きく生長するのは何年も先になるでしょう。
ただ、大きく育ったものもあります。
万象 K1
万象 S-12
万象 オーロラ象牙
万象 トリコロール
こちらもトリコロール とても小さいです。
万象 レインボー
万象 羽衣
万象 春雷
万象 大宝
万象 竹内大窓
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