九条ねぎは分けつし易い品種です。
冬の寒さにあうとトウ立ちし、春にネギ坊主ができますが、トウ立ちした茎の脇に新芽もできてきます。
ネギ坊主に栄養を取られないように取り除き、新芽が育ってきたら株分けして植付けします。
九条ねぎは葉ネギの一種ですが、根深ネギのように軟白部分を利用することもできます。
根深ネギの植付けは、土を片側に上げて30㎝ほど掘り、株間5~6㎝で1本ずつ立てて並べ、根が隠れるくらい土をかぶせます。
その上からワラをかぶせ敷きつめます。ワラを入れるのは、ネギの根は酸素を多く必要とするので、通気性を良くするためです。
植付け後、1週間ほどして根が定着したら1回目の土寄せをします。葉の緑の部分には土がかからないようにします。
その後、何回か土寄せを繰り返し、軟白部分を成長させます。
葉ネギとして使う場合は、株間10~20㎝ほど取り、1か所に4~5本ずつ苗を植えます。土寄せは特にしません。
下仁田ねぎは一本ネギで分けつしにくいネギですが、中には新芽ができてくるものもあります。こちらも株分けして植付けました。
株分けした九条ねぎの新しい株
トウ立ちした茎 硬くなっています。たい肥の材料になります。
下仁田ねぎの新株
ねぎを溝に一本ずつ並べます。
根が隠れるくらい土をかぶせ、わらを敷きます。
1回目の土寄せをしました。
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