日増しに暖かくなり、庭の木の蕾も膨らんできました。もう、花が咲き始めたものもあります。
サンシュユ
ミズキ科ミズキ属の落葉小高木で、早春に葉がつく前に木一面に黄色い花をつけます。
秋に赤い実をつけ、食べることができ、種子を取り除き乾燥させた果肉は生薬に利用され、強壮、解熱、利尿などに効果があると言われています。
ジンチョウゲ
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木で、沈丁花という名前は香木の沈香のような良い匂いと丁子のような形の花をつけることから名付けられたということです。
花を煎じた汁は歯痛、口内炎などに効果があるということで、民間薬として使われていたそうです。
春の到来を感じさせる花で蕾が開きかけ、周りに良い香りが漂い始めました。
ブルーベリー
ツツジ科スノキ属の落葉低木果樹で春に白色の釣鐘状の花を咲かせます。花後に青紫色の小果実ができ、アントシアニンが豊富に含まれています。
蕾が少し膨らんできました。
ナワシログミ
グミ科グミ属の常緑低木で実は赤く熟し、食べることができますが、果皮に渋みがあります。
葉は咳、喘息、出血などに効果があるといわれていて、生薬の胡頽子の名で呼ばれています。
植えてあるのはギルドエッジと呼ばれる斑入りの園芸品種です。
ギョリュウバイ
フトモモ科ギョリュウバイ属の常緑低木で、葉先は尖った形をしていて小さくて堅いです。
ニュージーランド原産で、葉に薬効があるとして古くから現地では薬用茶として利用されています。風邪、アレルギー、疲労回復、消化器系の不調などに効果があるとされています。
花期は2月から5月で、白、ピンク、紅などの花色があります。
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