植物は太陽から光合成に必要な光を受けて炭水化物を合成していますが、一方で太陽から有害な紫外線も受けています。
紫外線は体内で有害な活性酸素を発生させ、老化を進行させます。
植物は活性酸素から身を守るために抗酸化物質を作っています。
主な抗酸化物質は次のようなポリフェノールとビタミンです。
アントシアニン ポリフェノールの一種で、苦み、渋み成分で、赤紫色の色素です。
赤シソ、紫キャベツ、ナス、赤紫色のブドウ、ブルーベリーなどに多く含まれています。
赤シソ
ブルーベリー
カロテン 赤やオレンジ、黄色の色素でプロビタミンAとも言われます。
トマト、スイカ、カボチャ、ニンジン、柿、柑橘類などに多く含まれています。
トマト
柿
ビタミンC 過酸化脂質の生成を抑える働きがあります。
ほうれん草、ジャガイモ、サツマイモ、柿、柑橘類などに多く含まれています。
ジャガイモ
柑橘類
ビタミンE 強い抗酸化作用を持ち、体の老化を防ぐ働きがあります。
カボチャ、ピーマン、落花生、枝豆などに多く含まれています。
カボチャ
枝豆
植物が活性酸素に対抗して作った抗酸化物質を人は食べることで、健康づくりや老化防止に役立てているのです。
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