ハマミズナ科の植物をまとめてメセンと呼びます。非常に多くの種類があり、120以上の属には2000ほどの原種が含まれ、形も多種多様です。
代表的なものにはリトープスやコノフィツムがあります。
メセンの名称は、この植物の大半が、以前はメセンブリアンテマム属に分類され、日本では頭のメセンを取って女仙の漢字があてられたものです。
メセンの仲間は生活の形から冬型と夏型に分けられます。
冬型は10月~5月の低温期に生育し、6月~9月の高温期には休眠します。生育期には日光にあてるようにし、休眠期には風通しの良い半日陰に置き、断水します。
リトープスやコノフィツムの他に、アロギロデルマ、エブラクテオラ、オスクラリア、オフタルモフィルム、ギバエウム、グロッチフィルム、ケイリドプシス、コルプスキュラリア、チタノプス、フィロボルス、フェネストラリア、フォーカリア、プレイオスピロス、ベルゲランサス、ラピダリアなどがあります。
エブラクテオラ
オスクラリア 白鳳菊
オフタルモフィルム プラエセクツム
オフタルモフィルム 姫風鈴玉
ギバエウム 無比玉
グロッチフィルム
ケイリドプシス 春意玉
コルプスクラリア 夕凪
夏型は4月~10月の温暖な時期に生育し、11月~3月頃には低温休眠します。冬型に比べ、耐暑性は強く夏場の明るい光を好むものが多いです。
デロスデロマ、ドロサンテマム、フリチアなどがあります。
総じてきれいな花を咲かせるものが多く、葉の形だけでなく花も楽しむことができます。
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