ムチカは南アフリカのブリーダ川西側地域で、岩の多い地域の割れ目の隙間に生息しています。
レッツーサやピグマエアと同じグループに属しますが、よく似ているため区別するのが難しい種類です。
平坦なロゼット状になり、葉は厚く先端が三角形で、青茶色や光沢のある暗緑色をしており、葉の表面には縦線が入ります。成熟すると雲が生じるものがあります。
白雲が目立つ個体群を最近、新種のサエカタイとして独立させる考えが出されています。
クリスタルムチカ
ムチカ交配種で、強光下で美しいピンク色に染まります。葉は寸詰りで、成熟すると窓の表面を走るスジ模様が白く浮き出てきます。
シルバームチカ(シルバニア)
大型、ダルマ葉のムチカ交配種、成熟すると窓に白いボカシ模様が入ります。
シルバニアという名称は、園芸品種の名前にラテン語の種名を使うことが禁止されているため、新しく付けられたものです。
白夜ムチカ
大きな白窓が特徴的なムチカ交配種、成熟すると窓の内側に白雲が浮かびます。
春になって屋外に出し、日差しに当てていたら赤くなってしまいました。
白夜ムチカ×白銀鉄道
白夜ムチカ×レッツーサ
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